日本卸電力取引所

日本卸電力取引所(JEPX)とは

日本卸電力取引所(JEPX)とは、2003年に設立された、卸電力取引市場(電力をつくる供給側と小売事業者などの需要側が出会う場)の運営組織です。

背景

総合資源エネルギー調査会電気事業分科会内において、電力の完全自由化の達成には、電力事業者にとって、市場価格が投資判断の際の参考指標として機能するようにすること、そして将来の電力需給の不一致の際に安易に調達・販売先を確保することが必要とされました。そこで、2003年2月に出した報告答申で、卸電力取引所の設置が提言されました。

取引の種類

スポット取引】

  1. 翌日受渡しする電気(30分単位)を取引する市場(一日前市場)
  2. 約定方式はブラインドシングルプライスオークション方式
  3. 受渡日前日9:30までに入札

【時間前取引】

  1. 当日4時間後に受渡しする電気(30分単位)を取引する市場(当日市場)
  2. 約定方式はブラインドシングルプライスオークション方式
  3. 受渡日の9:00(13~17時分)、13:00(21~翌13時分)までに入札

【先渡取引】

  1. 期間としては、年間・月間・週間の3種類。パータンでは、24時間型、昼間型の2種類がある
  2. 約定方式は、ザラバ方式
  3. 営業日の10~12時・13~15時の間取引を実施

【分散型・グリーン売電市場】

  1. 自家用発電設備やコジェネ発電の余剰分などを売ることが可能
  2. 売り手が販売価格,販売量,売り条件(期間,平日・曜日等)等を任意で設定することが可能(掲示板取引)
  3. 平日の10~16時の間取引を実施

【主なルール】

  1. 買い注文の場合:安いものより高いものの方が優先
  2. 売り注文の場合:高いものより安いものの方が優先
  3. 同じ値段の注文があった場合:早く出された注文が優先